ロックベーシストが震えながらひれ伏す『変態』テクノベーシストスクエアプッシャー大先生。

音楽の中でも最大限に賞賛を表す言葉に『変態』という言葉があるけど、こいつは間違いなく『変態』だと思う人がいる。
それがSquarepusher(スクエアプッシャー)である。

知ってる人は超知ってる、知らない人は超知らない、そんな人だ。
ジャンルで言えば大きいところでテクノ。今はね。

世界にはひっそりと実験的で変態的で攻撃的で、頭ん中どうなってんだって思うテクノを追及している連中がいるのだが、
その中でも変態指数は高めだろう。

このスクエアプッシャー、実はもともとは電子音楽をバカにしていたらしいぜ。
毎日ベースの練習をしていた。

そう、テクノ家で今は有名だが、ベースの腕が半端じゃない。
あのレッチリのフリーが「世界最高のベーシスト」と賞賛するほどのベースなのである。

スクエアプッシャーは、特にジャコ・パストゥリアスをリスペクトしている。
確かにジャコ・パストゥリアスを彷彿とさせる、ジャズやフュージョン要素が垣間見える。

とまあ、ベースのお話がメインになってしまったが、
そんな電子音楽をバカにしていた彼だが、あるとき急にテクノに目覚めたらしい。
その後は、テクノシーンや、ドラムンベースの地位を確立したという才能の持ち主である。

その音楽スタイルは、緻密なシーケンス打ち込みリズムに、バッキバキなスラップや、生演奏ベースラインを導入している。
そのスタイルは、ドラムンベースの進化系の「ドリルンベース」というジャンルを形成した。

はいこれバカテク。
これがドリルンベース。

あと、プッシャー先生で忘れていけないのがこの曲。
美しすぎる。これがベース音楽の極地である。
メランコリックな美しい曲も作るんだよなあ。。

そんで今更ながら、2015年に出たアルバムを聴いたんだが、
これは『変態』だった。
これがすごかった。
調べてたら、独自のシステムを構築して、テクノアルバムのくせして『一発録り』してる。
まじかよ。

すげえなあ。
攻めてるなあ。
もうベテランの大御所なのに。
美しすぎて狂気を感じるよ。
こんな音楽の世界観はプッシャー先生にしかできない。

やはりこういう人を『変態』という言葉で表すのが一番だろう。
なかなか他ジャンルの者を寄せ付けないような境地に達している。

複雑すぎて中々入りづらいだろうけど、ただただ美しい。

命は投げ捨てるもの。 馴れ合いは好きじゃないから誤解されてもしょうがない。

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