NIRVANA聴かないでバンドを語るな。と言ってみる。

90年代のグランジを牽引したNirvana。

その薄汚いロックに、メタルに嫌気がさしていたキッズたちは飛びついた。
91年に出したアルバム「Nevermind」は世界的に大ヒットを記録。
と、まぁここまでは良かったんだけど、ヤク中になっちゃったカートコバーンは27歳で拳銃自殺して、バンドは突然の解散を迎えた。

カートの死によってバンドが変に神格化されただけでそこまで持ち上げるようなバンドじゃないだとか、演奏がヘタだとか、人気の割に批判も多いバンドだ。
いや、人気バンドだからこそか。

いずれにせよ、偉大なバンドなことには変わりないわけで。
なんか最近「昔のバンドを聴く奴はダサい」「サブカルぶっててウゼェ」みたいな風潮があるが、非常に嘆かわしいことだ。

多分に漏れずNirvanaもその範疇らしい。

でも、かっこいいものはかっこいいのだ。音楽はファッションじゃない。
というわけでオススメの曲をいくつかピックアップする。

Smells Like Teen Spirit

名前は知らないって人も、この曲は聴いたことがあるんじゃなかろうか。
未だにMTVで流れたりするしね。
めちゃくちゃ売れたアルバム「Nevermind」の代表曲、「Smells Like Teen Spirit」だ。

この曲、あまりにも売れすぎてカート自身は演奏したくなかったみたい。
たしかに、良くも悪くも「誰が聞いてもカッコいいと思う曲」かもしれない。
マンウィズやワンオクなんかもカヴァーしてる。

Nirvanaを知る上で欠かせない1曲だ。

Heart-shapedBox

続いてはこちら、「Heart-shapedBox」。
最初から最後まで暗い曲調。

「Theグランジ」という感じだ。
「Nevermind」の次に出したアルバム「InUtero」からの1曲。

「InUtero(子宮内)」は、カートがバンドの原点に回帰して作ったアルバム。
一度子宮に戻って生み出したのがこのアルバムだ。
その中でもこの曲はまだ大衆向けというか、他の収録曲と比べてトゲが少ない気がする(PVは皮肉たっぷりだが)。
こちらも、Nirvanaの代表曲と言えよう。

Rape me

で、これ。「Rapeme」。
題名からしてなかなかヤバイ。
フェミニスト団体から抗議が殺到したという、間違いなくNirvana史上一番の問題作だ。
収録アルバムは先ほども紹介した「InUtero」。

始まりは静かでサビで爆発!というNirvanaらしい曲調でかなりかっこいい。
カートはこういう曲に売れて欲しかったんだろうなーという感じ・まぁなかなかTVでも演らせてくれなかったらしいけど・・・。
そもそも「InUtero」自体、1週間で完成したっていうから驚きだ。

Molly’sLips

最後に紹介するのがこの曲にしておこう。
「Molly’sLips」だ。
ファーストアルバム「Bleach」に収録されている。

この曲を初めて聞いたとき、さんざんっぱら他のアルバムの曲を聴いた後だったので「あまりNirvanaっぽくないな」、という感想を持った。
ファーストアルバムは全体的にパンクロック寄りでパワフルなのが特徴だ。
演奏技術に関しては何も言うまい・・・

だが、技術を上回る「何か」があると感じさせられる1枚だ。
個人的な趣味で言えばこのアルバムが一番好き。
特に「Molly’sLips」に関してはこんな単調な曲なのになんでこんなグッとくるのか、というくらい好きなので紹介させて頂いた。

いかがだっただろうか。

ここで紹介したのはまだほんの一部だ。
Nirvanaの曲は作り手であるカートコバーンの精神状況がかなり反映されているので、そこも注目すると楽しい。
ちなみにこの紹介順は全く時系列に沿っていないわけだが、
この順番で聴くといいよ、という個人的な思いからあえてこの順番にしてある。

代表曲→問題曲→原点、こんな順番だ。

ハマった人はぜひ、曲とその時のカートの精神状況を照らし合わせてみたり、ひいては遺書を読んでみたりしてほしい。
そしたら、カートに輪をかけて嫁のコートニーがぶっ飛びすぎててヤバイとか、そういう面白い発見もできたりする。

NIRVANA聴かないでバンドを語るな。

ニルヴァーナ (Nirvana)

ニルヴァーナ (Nirvana) は、1987年に結成された、アメリカのロックバンド。バンド名には、仏教用語の「涅槃の境地」という意味合いがある。
1988年ラブ・バス、、スパンクスルーでデビューし、1989年「ブリーチ」でデビューし、カート、クリス、デイブによる1991年「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」でメジャー移籍でのヒットで知名度を上げ、1990年代以降のロックに影響を与えた。オルタナティヴ・ロックシーンにおいて『ニルヴァーナ以降』という言い方をしたり、グランジという言葉はニルヴァーナ以降使わなくなった。
全世界でのトータルセールスは、約7500万枚。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第30位。

命は投げ捨てるもの。 馴れ合いは好きじゃないから誤解されてもしょうがない。

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