サーフカルチャー、ビーチカルチャーをルーツに持ち、「Save The Beach、Save The Ocean」をコンセプトに開催される『GREENROOM FESTIVAL』
12回目を迎える今年は5月21日(土)、5月22日(日)に決定し、先日も第二弾アーティストが発表されました。
あのチャカ・カーン、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラに加え、
同フェスの常連となったSPECIAL OTHERS、Def Tech、PUSHIM、RIP SLYMEやSOIL&“PIMP”SESSIONS、在日ファンクの出演が決定。
ライブ・パフォーマンスのみならず、サーフカルチャーやビーチカルチャーに親しめるアートやフィルムも特徴の同フェスだけに、今年も国籍やジャンルを飛び越えたスペシャルな2日間は間違いないでしょう!
そこで出演が決定している、ぼくが個人的に好きでもあるRODRIGO Y GABRIELAをピックアップしてご紹介です。
RODRIGO Y GABRIELA
RODRIGO Y GABRIELAはロドリーゴ・サンチェス(Rodrigo Sanchez)とガブリエーラ・クインテーロ(Gabriela Quintero)の男女2人によるアコースティック・ギター・デュオ。
今ではアコースティックなプレイで知られていますが、もともとは地元メキシコでブラック・サバス、メタリカ、メガデスなどの影響を受けたスラッシュ・メタル・バンドからスタートしているのです。
新しいスタイルの音楽を目指したいという気持から、たった1000ポンドだけを握り締めて2人で「一番未知の場所だったから」との理由でダブリンに渡る。
聞いていただければわかると思いますが、アコースティック・ギター2本とは思えない濃密で情熱的、独創性豊かなプレイはに一気に持ってかれます!
手に他の生き物が憑依してんじゃねぇの!ってくらい。
元々メタルの人だから、音楽にもそのルーツを感じることができる。
アコギでレッドツェッペリンのカバー等もしており、
ライブにはアコースティックデュオでありながら、メタラーのファンも多いのです。
なんだこれは!これは芸術か。
フラメンコギターばりの高速コード弾きに、ボディを叩くパーカッション、
高速ピッキングが折り重なった、これはまさに芸術か。
やっぱりメタル出身だけあって、その超絶テクニックに裏打ちされた強靭なライヴ・パフォーマンスが凄い!
アツすぎます。
最初に聞いた時の衝撃は忘れない。、
ぼくはアコースティックでこんなにもノレる音楽なんて初体験でした。
アコギの超絶テク界隈にはジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラ、パコ・デ・ルシアなどの人たちがいますが、
確かにうまいんですけど、なんかこう、魂に火がつかないんですよ。。個人的意見ですが。。笑
というか上手すぎるんですよこの人たちは。。なんか人間味がない神の域ですから。。
興味があったらそちらも是非。
ちょっと脱線してしまいましたが、とにかくこの二人のアコギはパッションが凄いのです。
旨さだけではなく人の魂を揺さぶり、自然と体を揺らす。
圧倒的躍動感そして情熱!
二人の演奏は良し悪しなんて問題じゃなく「すげー!」としか言えないレベルで展開されます。
二人の息の合ったプレイはまるで機械のように正確なのに、生み出される音楽は圧倒的に躍動感があって有機的。
ギターってこんな幅広くて深い音が出せるんだと感心すること間違いないです。
アコースティックのライブで、オーディエンスが拳を振りあげるなんてなかなかないですよ。
ゆったりチルアウトなビーチサーフミュージックのタイプではないですけど、『GREENROOM FESTIVAL’16』のステージも、
オーディエンスが拳を振り上げて興奮するのは間違いないでしょう。
ライブ!ロドガブ未体験者は是非!
オフィシャルサイト
http://www.rodgab.com/
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