代表的な洋楽入門バンドSum 41
今の若い子たちってそもそも日本のバンドシーンが確立してきてる時に生まれてるし、初めから現在進行形でカッコイイ日本のバンドを聴いてるから洋楽バンドなんて聴く必要もないって方も多いと思うんだけど、おじさんたちは洋楽バンドってだけで惹かれる要素があったわけだよ。
聴いてるっていうだけどモテた気がするもん…
そして当時、洋楽のポップスも洋楽バンドもちらほら耳に入ってはいたけどSum 41への高校時代のどハマり具合は異常だった。
おお!これが洋楽ロックか!!とか言って初めて洋楽バンドのバンドスコアを買ってコピーに精を出していたもんな。
ちょっとスカして聴き始める洋楽バンドとの筆頭株といえばSum 41だ。
今の20代後半から30代前半あたりは全員Sum 41を通っていた。
異論は認める。
代表的な『洋楽の入門バンド』だ。
これだよこれこれ。俺たちの青春。
このアルバムはSum 41が世界でブレイクしたアルバムであり、一番売れたアルバム。
Sum 41 – Over My Head (Better Off Dead)
Sum 41 – Still Waiting
Sum 41といえばこの曲だろう。
この曲で洋楽に入門した人も多いんではなかろうか。
聴きやすさと楽器のカッコよさがバランスよくて、そのクールさにみんなやられていた。
クラスの連中みんなでMD回しまくってたよ。
MDってなに?とか今は言うんじゃねえ。
曲を聴いてライブの映像見てもう『カッケー!』という言葉以外でてこなかったよ。
今ワンオクとか聴いてる世代がこれ聴いたらどう思うんだろう。
【スポンサーリンク】
そんなSum 41だが、2016年に新譜をリリースしたとのこと。
そしてこの新作のトピックといえば一度脱退したギターのデイヴが戻ってきたことだ。
3枚目のアルバム『Chuck』を最後に脱退したギタリストである。
理由はメタル色が強すぎるから。
ライブなんかを見てると、他のメンバーがふざけてパフォーマンスをしている中、一人どっしりと構えてギターを真面目に弾いて姿から想像するに、その辺のノリも違っていたんだと思う。
Sum 41を語る上で2枚目のアルバムと3枚目のアルバムどっちがいいか?って話になるんだけど、個人的には3枚目。
『Chuck』はセカンドアルバムにもっとメタル要素を加えたアルバムだ。
その時はワタシもギターを手にしていたから、よりギターが鳴り響いていたこの『Chuck』は大好きだった。
Sum 41 – No Reason (Music Video)
このNo Reasonなんて最初聴いた時『洋楽サイコー!Sum 41サイコー!』って思ったもん。
なあ?思ったよな?
sum 41暗黒時代。
そしてこのアルバムを最後にギターのデイヴが脱退する。
そしてそれと同時に青春のSum 41は終わりを告げた。
次に出した『Underclass Hero』は酷かった。
いやまあ聴く人によってはこれもいいんだろうけど、『Chuck』を聴いたあとにこれだと違うバンドになってしまったとさえ思ったよ。
Sum 41といえばポップでキャッチーなメロディにデイブのメタルなリフが乗るという音楽だからこその人気だと思う。
それでもまあ、そのときはまだ世界的にも大人気で、ボーカルのデリックは同じく当時の大スターであるアヴリル・ラヴィーンと結婚することになる。
当時デリックは25歳、アヴリルは20歳と、ロック界の新たなニューカップルとして話題となっていた。
しかし3年で離婚。
そのあたりからボーカルのデリックがおかしくなってしまった。
別れたショックでアルコールに依存し、マジで死にかけていたらしい。
2014年にはついにアルコールの過剰摂取によりデリックは意識を失い、病院に運ばれる。
意識不明の状態は1週間も続き、「あと一杯酒を飲むと死んでしまう」と医者から言われたらしい。
どんだけ引きずってんだよ。
その間、2011年にも4枚目のアルバムを出していたんだけど、個人的には完全スルーだった。
子役の女の子をめっちゃかわいい!と思ったけど大人になるにつれてなんか違った。って思ったときあるだろ?
全くもって興味なくなってしまった。それと全く同じだ。
デイヴが帰ってきた。
話が脱線してしまったが、そんなデリックだけど2015年には再婚もして、どうやら調子を取り戻したらしい。
そしてSum 41絶頂期のメンバー・デイヴが復帰ということもあり、俺たちの青春が帰ってきた。
当時のファンには嬉しい知らせだ。
Sum 41 – God Save Us All (Death to POP) [Official Music Video]
いい意味で大人しくはなってる。
言ってもバンド自体のキャリアも20年とかだし、あのメタル要素をブッこみすぎていたギターのデイヴも大人になったのか、ギターサウンドは控えめで目立ったリフも多くはないし『Chuck』で弾いていたようなソロもない。
それでもメロディは昔のSum 41を十分思い出させてくれる。
このアルバムには、ワタシからしてみればついでの一曲なんだけど、ワンオクのTakaとコラボした曲も収録されている。
ワタシはワンオクは数曲しか知らない程度の知識なんだけど、正直に言おう。
この曲、コラボしていないSUM 41としての曲もあるけど、、コラボしている方がいいw
ワンオクの声に非常にマッチしていてもはやワンオクの曲じゃねえかって思ったほどだ。
まとまりなくなってきたが、無理やりまとまると、ギターのデイヴも復帰し、デリックも復活し、5人での新たな出発は青春時代に聴いていたファンとしては嬉しいところだ。
しかし月日が経つのは早いなあ…
こちらもどうぞ。
LEAVE A REPLY