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舛添も辞職だし、都民よ東京に原発でも建てようぜ!!【映画/東京原発】

舛添も辞職だし、都民よ東京に原発でも建てようぜ!!【映画/東京原発】

いきなり釣りなタイトルで申し訳ない。
このタイトルを見てどう思っただろうか。

またバカがバカみたいな発言をしているで流してる人が大半だろう。
でも、ちょっとでも突っ込んで考えてみると、
あなたはどんな結論にたどり着くだろうか。

このタイミングで印象的な都知事が登場している映画を思い出した。

『東京原発』という映画があるので紹介したい。

あらすじ

カリスマ都知事(役所広司)の「東京に原発を誘致する!」の一言に都庁はパニック。反対派と推進派が熱い議論を戦わせていた。その頃、プルトニウム燃料を積んで福井へ向かうトラックが爆弾マニアの若者にハイジャックされた。爆弾とプルトニウムを積んだそのトラックが向かう先は、原発誘致問題で白熱する都庁だった……。

都知事の爆弾発言

東京に原発を作る!という仰天発言をした知事。
それに驚いた職員たちは専門家の意見を聞いて、賛成派と反対派に分かれ意見をぶつける。

場面はほとんどが知事室だ。
後半にまた事件が起こり場面が変わるのだけども。
ぼくはこの映画を見たとき『12人の怒れる男』や『博士の異常な愛情』なんかを思い出したよ。

ほとんど同じ部屋で撮影されていて、目に映る景色が単調なわけだから、ストーリーやセリフ回しや撮影の仕方で、
飽きるか飽きないか別れるのだけども、この作品はしょっぱなから目が離せなくなった。

この映画が公開されたのが2002年だ。
映画の中でも予想される悲惨な事故が福島で起きるなんてこの時は誰も思わなかっただろうな。
今となってみれば予言。
まだ現実のものとしては見えていない事故を、この映画人たちは見ていた。
事故が起きてしまった今、絶対にほじくりかえされることのない映画だと思うが
ぼくはこの映画はいろんな意味でもっと世に出るべきだと思っている。

ネタバレ

映画の序盤から中盤、
都知事の「東京に原発を誘致する!」という爆弾発言がきっかけで知事室では議論が展開される。
メリット・デメリットを言い合いながら、そして専門家の意見を交えながら。
最初は面食らって、なかなか意見がぶつからないけど時間が経つにつれて一人一人が真剣に考え出すんだよ。

職員たちが自分たちで考え、出した結論は『東京原発に反対。』

でも、それを聞いて東京都知事が

『個人が背負う命のリスクは同じじゃないのか?日本で一番電気を浪費してその恩恵を授かっている東京都民が、そのリスクを負わずに原発をよその土地に押し付けといていいのか?リスクを負えないなら、電気など使うな!』
『東京で使う電気を何故、新潟や福島でつくっているんだ!』
『5000人の村でも、一千万人の都市だろうと、人1人が背負う命のリスクは同じじゃないのか!?』

と、言葉を荒くして反対意見を言う。

そしてそこからまた意見のぶつかり合いになり、結論が一旦取り消される。
だが、都知事がふと席を外した時、風邪で議論に欠席していた都知事の秘書が現れて都知事の意図を説明する。

都知事の本当の狙いは『わざと』東京に原発を誘致すると発表し、国民をパニックにおとしいれることだったのだ。
最初はパニックになるかもしれない、暴動が起こるかもしれない、
でもこれはのちに日本中で議論が生まれることになる。
他県に原発を作ると決定する割に、その電気を使いたいだけ使っている東京都民たちが考えるきっかけになると考えていたのだ。
そうすることで国民全員が考え出すのだ。
実際に、今知事室で議論が始まったように。
ショック療法である。

もちろん、もし賛成という結論が出たとしても、
都知事は都民が出した結論ならと実際に東京原発に本気なのである。

俺はクビになろうと世界中から非難されようと、本気だから、全員自分ごとで考えろ。ということ。
でも、自分がそうなろうと、賛成だろうが反対だろうが、この出来事を振り返った時に得ているものははかりしれないということ。

何もかもに無関心な東京都民に対するショック療法だったのだ。

考えるきっかけを与える映画

役者はベテランのみで固めるというキャスティングの妙もありで、こんなブラックユーモア邦画が邦画でもあったんだなぁ。
社会派コメディと銘打ったこの映画、まったく期待せずに観たが、内容は超まじめな問題提起であり、
原発に関する各種データが次から次に出てきて釘付けになった。
色々考えさせられる中身にはなっている。

多少映画用にアレンジされている部分があるのだけども、
原発に対してよく理解できず、賛成か反対かもよくわかんないや…みたいな方もたくさんいると思うが
そういう人もこの映画で調べてみるきっかけになるのではないだろうか。

あまり有名な映画ではないと思うし、ぼく自身たまたまこの映画に出会ったのだが、
もっと多くの人が見た方がいい映画だと思った。

最後に。

映画の最後、役所広司演じる都知事が
「人は前にあったことはすぐ忘れてしまう。」と言う。

問題意識は映画を見ている時だけ…になってしまいそうな気もする。
だからこそ問題に対して自分で考えるきっかけって大事。
自分ごとになれば忘れることはないのだから。

ちょうど今、舛添都知事がカネの問題で辞職したタイミングだ。
タレントでも学者でもなんでもいいよ、こういう都知事が現れればいいとも思うが、
自分はどんな都知事が良くて、どんな風にしてもらいたいのか。を考えたりしているだろうか。

『別に舛添以外なら誰でもいい』みたいな結論も多いことだろう。

クビ覚悟で自分の立場を逆に利用して、『国民』たちに考えるきっかけを与え、
そして、『国民』たちから支持される都知事が現れて欲しい。

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バンドマン時代は世間にロックンロールをカマした結果、弾かれてホームレスやってました。

現在はEC/Webディレクター、デザイナー、マーケター、ライター、カメラマン。
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